カードローンの審査は本当に厳しいのか

カードローンを申し込む際、多くの人が「審査に通れるか不安」と感じています。実際のところ、カードローンの審査に通るのは難しいのでしょうか。

結論から言えば、カードローンの審査は決して簡単ではありませんが、条件を満たしていれば通過は十分可能です。大手消費者金融の審査通過率は30~40%程度で、約3人に1人が審査を通過しています。

大手消費者金融の審査通過率

大手消費者金融各社が公表している審査通過率は以下の通りです。

業者名 審査通過率 時期
アコム 37.9% 2025年7月
プロミス 36.2% 2024年6月
アイフル 31.8% 2025年6月

これらの数字を見ると、10人申し込んで3~4人が審査に通る計算になります。半数以上が落ちる計算ですが、逆に言えば条件次第で通過できる可能性は十分あります。

審査が厳格な理由

カードローンの審査が厳しいのには明確な理由があります。貸金業法では、貸金業者に対して利用者の返済能力を審査することが義務付けられているのです。

「審査が甘い」という表現は誇大広告として法律で禁止されています。正規の貸金業者であれば、必ず法律に基づいた厳格な審査を行わなければなりません。

総量規制による制限

貸金業法には総量規制という仕組みがあり、年収の3分の1を超える貸付けは原則として禁止されています。これは利用者を過度な借入から守るための規制です。

信用情報の確認

審査では必ず信用情報機関への照会が行われます。過去の借入状況や返済履歴、延滞の有無などが確認され、返済能力の判断材料とされます。

審査の難易度は個人の状況による

審査の通りやすさは、申込者の属性や状況によって大きく変わります。

  • 安定した収入がある
  • 他社借入が少ない
  • 過去に延滞や債務整理の記録がない
  • 勤続年数が長い

こうした条件を満たしている人であれば、審査通過の可能性は高くなります。年代別の調査では、40代の審査通過率が92.7%と高く、安定した収入と信用の蓄積が審査に有利に働いていると考えられます。

銀行カードローンと消費者金融の違い

銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳格な傾向にあります。銀行は自社と保証会社の二重審査を行うため、審査に時間がかかり、基準も厳しめです。

一方、消費者金融は自社または保証会社のどちらか一方での審査が基本です。審査が甘いわけではありませんが、銀行と比較すると柔軟な対応が期待できます。

審査通過率の高さ=審査の甘さではない

審査通過率が高い業者ほど審査が甘いと考えがちですが、これは誤解です。申込者の属性によって通過率は変動するため、数字だけで判断することはできません。

審査に通過しても契約に至らないケースもあり、公表されている審査通過率と実際の審査難易度は必ずしも一致しません。

審査に通りやすくするためのポイント

カードローンの審査を通過するためには、いくつかの対策が有効です。

申込情報を正確に記入する

申込書類に誤りがあると、審査に時間がかかったり、最悪の場合は虚偽申告と見なされる可能性があります。特に年収や勤務先情報は正確に記入しましょう。

借入希望額を必要最低限にする

高額な借入を希望すると審査が厳しくなります。まずは必要最低限の金額で申し込み、利用実績を積んでから増額を検討する方が賢明です。

複数社への同時申込を避ける

短期間に複数のカードローンへ申し込むと、信用情報に申込履歴が残り「お金に困っている」と判断される可能性があります。

他社借入を減らす

既に他社からの借入がある場合は、できるだけ返済してから新規申込をすることで、審査通過率を高められます。